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2023.02.12

◇ 作家紹介 ◇ 音丸耕堂

 

音丸耕堂(おとまるこうどう)

 

1898年 香川県の生まれ。

13歳で石井磬堂の門下となり「讃岐彫」と呼ばれる木彫や彫漆を学ぶ。その後独立し、江戸時代末期に活躍した玉緒象谷の作風を研究した後にこの作風を模して作成した漆器を多く作成する。

1955年に「彫漆」分野として重要無形文化財(人間国宝)に認定される。

 

多彩な色漆を数十回から数百回塗り重ねた厚い漆の層に、現代風を取り入れた文様を彫り込んだ彫漆の技法を完成させ、昭和52年ころから色彩の断層面を表に出した平行しま模様を用いた作品を多く制作して、伝統的工芸技術による斬新な作風を打ちだす。

色漆に金銀粉を混入して塗り、漆の固まる間に金銀が沈澱して層をつくるのをいかし、文様があらわれるように研ぎ出す技法や、彫り口の傾斜の角度により、重ねた色漆の層の断面を加減して微妙な文様をあらわす技法など、さまざまな彫漆技術を確立し、漆の多様な表現の新たな可能性を広げ、漆芸界に新風をもたらした。

 

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