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2023.03.07
◇ 作家紹介 ◇ 中野孝一
中野孝一(なかのこういち)
1947年 石川県に生まれる。
1969年 大場松魚に師事し、蒔絵を学ぶ。
2010年 「蒔絵」の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定される。
中野孝一は石川県加賀市に生まれ、大場松魚に師事し、蒔絵を中心とする伝統的な漆芸技法を幅広く修得する。その後さらに研鑽を積み、蒔絵技法およびその表現について研究を深めた。
「漆の仕事とは、目に見えないところに神経を注いでいくこと」と語る中野孝一は、土台となる下地づくりから、塗り、加飾まですべてを自ら手掛ける。
各種の伝統的な蒔絵技法を高度に体得しており、中でも高蒔絵の技法を特徴とするほか、変り塗を応用した独自の蒔絵技法や研出蒔絵、螺鈿、平文、卵殻等の技法を併用し、多彩な表現を行い、常に新しい表現方法を追求し、蒔絵に新しい世界を作り出している。
その作品ははうさぎやねずみなど可憐な小動物の躍動感に満ちた姿を生き生きと表現し、力強く、躍動感を加味しながらも、やわらかく落ち着いた、格調のある独自の作風を確立しており、高く評価されています。
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