お知らせ

お知らせnews

2023.03.07

◇ 作家紹介 ◇ 前史雄

 

前史雄(まえふみお)

 

 

1940年 石川県に生まれる。

1963年  金沢美術工芸大学を卒業する。 父・前大峰に師事。

1999年 「沈金」の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定される。

 

 

前史雄は石川県輪島市に生まれ、祖父の弟で輪島塗沈金の人間国宝である前大峰の養子となり、幼い頃よりその仕事姿を見て育ちます。大学では日本画を専攻し、卒業後は父・前大峰に師事し沈金技術を習得する。

 

前大峰は、シンプルな線彫りしかなかった沈金の技法に細かな点を作る「点彫り」などの新しい技法を開発し、作品に立体感を取り入れました。

前史雄は父から継承した沈金刀の研究と彫刻の技法を深め、「角のみ」という技法を考案し、沈金に奥深い絵画的表現を実現させます。

 

「日本の風景の淡い雰囲気や、空気を感じられるものを作りたい。作品から出てくるというより、ご覧になる方を、作品に引き込むような漆芸作品をいつも考えています。」と語る。その作品は日本画を学んだ経験が活かされた図案で、風にそよぐ葉、羽ばたく鳥の姿、月夜に照らされる草花など、自然を舞台とした生命の輝きをとらえた作品を展開し、高く評価されています。

 

 

◇作家紹介◇一覧◇

 

 

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

大阪南美術会館では、骨董品・美術品の幅広いジャンルのお買取りを随時受け付けております。

お気軽にお問い合せ・ご相談いただければ幸いです。

買取案内ページ

お問合せページ