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2023.03.07
◇ 作家紹介 ◇ 前大峰
前大峰(まえたいほう)
1890年 石川県に生まれる。
1907年 沈金師三代橋本佐助(雪洲)に師事する。
1955年 「沈金」で重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定される。
前大峰は石川県輪島市に生まれ、当時輪島で”沈金佐助”といわれた名工、三代目橋本佐助に師事する。
沈金は、塗り終わった漆器の表面に、先のとがったノミで絵を彫り、そこに金を流し込む装飾技法です。明治・大正・昭和にかけて輪島では多くの沈金の名工が産まれる。その中でも新たな表現技法をうみだし、沈金という技法を芸術の域まで高めたのが前大峰である。
輪島伝統の沈金技法では線彫りによる表現が主であったが、沈金の溝を点として彫る『点彫り』の技法によって、立体感や質感のある装飾を可能にし情景がありありと思い浮ぶような豊かな芸術性高い作品は高く評価されています。
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