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2023.03.30

◇ 作家紹介 ◇ 山本晃

 

山本晃(やまもとあきら)

 

 

1944年 山口県で生まれる。

1974年 光市に工房を開設する。

2014年 「彫金」の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定される。

 

 

山本晃は山口県で生まれ、高校卒業後は音響メーカーでデザインの仕事に従事し、その後東京デザイナー学院工芸工業デザイン科でデザインを学びます。卒業後は、人間国宝であった鍛金家の奥山峰石や彫金家の増田三男などから手ほどきを受けた以外は、ほとんど独学で彫金技法を習得し、30歳の時に山口県光市で工房を開設します。

 

山本晃は「四分一」や「赤胴」などの色金(いろがね)の伝統的な配合の研究を行い、独自に開発した合金を使用することで、金属の特徴を活かした重厚な色彩を表現しました。加えて、金属板をデザインに合わせて切り取り、別の色彩の金属板を嵌め込む「切嵌象嵌」と異なる素材の金属同士を合わせる「接合せ」を中心とする彫金の技法について研究を続け、細密な装飾文様を表現して、独自の作風を築きます。

 

その作品の数々は、多彩な色彩を駆使しながら身近な動植物や四季折々の風景などをモチーフにして、精細かつ華麗で詩情的な作風で高い評価を受けています。

 

また、自身の創作活動だけでなく、山口芸術大学で教鞭をとり後進の指導にも力を注ぎました。また、自身の工房で彫金教室を開き、生徒にその技術を指導しています。

 

 

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