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2023.04.14
◇ 作家紹介 ◇ 関谷四郎
関谷四郎(せきやしろう)
1907年 秋田県に生まれる。
1927年 河内宗明に師事する。
1938年 独立する。
1977年 「鍛金」の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定される。
関谷四郎は秋田県秋田市に生まれます。5才の時に父を失い、幼時の大病によって足が不自由であったことから、座業を生業とするべく森金銀細工店で秋田の伝統工芸「銀線細工」を学ぶ。20歳の時に鍛金家・河内宗明に出会い、内弟子となり鍛金技法を一から学びました。独立後は東京の本郷団子坂に工房を設立し、各展に多数の作品を発表し、数々の賞を受賞する。
関谷四郎は鍛金の中でも至難といわれる「接合せ(はぎあわせ)」という鉄、銅、銀などの異なる板金をろうで溶接する接着技法を研究し、彫金による表面加工を行わず鍛金のみで豊かな質感をもつ独自の作風を確立します。
その織りなす洗練された幾何学文様と表面の質感を特色とするモダンで斬新な作品は、高く評価されています。
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