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2023.05.28
◇ 作家紹介 ◇ 川北良造
川北良造(かわぎたりょうぞう)
1934年 石川県に生まれる。
1990年 伊勢神宮式年遷宮御神宝鏡筥を制作する。
1994年 「木工芸」の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定される。
2008年 伊勢神宮御神宝轆轤鏡筥を製作する。
川北良造は木の挽物の産地である石川県山中町(現・加賀市)に生まれる。山中漆器木地を生産する職人木地師である父・川北浩一に師事し、のちに人間国宝である氷見晃堂・松田権六と出会い、指導を受け、平安時代から続く伝統的な挽物技法を習得します。
その作品は欅を挽物技法を用いて成形、一本一本針の先端の様な刃物で筋を彫る「千筋挽き」で加飾し、漆を塗っては拭き取る工程を幾度も繰り返す「拭漆」によって木目を一層鮮やかに際立たせています。
近年では象嵌の技法も取り入れ、深みのある作品は高く評価されています。
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