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2023.02.11
◇ 作家紹介 ◇ 酒井田柿右衛門
酒井田柿右衛門 (さかいだかきえもん)
慶長元年(1596~)肥前有田の陶工。
柿右衛門の名は、藩主鍋島候の命によって磁器の柿の置物を作ったところ、制作が絶妙であったので授かったものと伝えられる。
一般に柿右衛門と呼ぶ磁器は酒井田柿右衛門の作を指すのは明らかであるが、その製作は一種の工芸品であり、絶対的一個人のみの所作ではなく多数の工人の手を経たものである。
柿右衛門様式の特徴である乳白色の素地である濁手は、明治、大正期には途絶えていた製造技術だが、12代および13代柿右衛門が復活させ、1971年 に「濁手」が国の重要無形文化財総合指定を受ける。
2001年 十四代柿右衛門が色絵磁器の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定される。
2014年 当代 十五代酒井田柿右衛門を襲名。
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