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2023.02.13
◇ 作家紹介 ◇ 濱田庄司
濱田庄司(はまだしょうじ)
1894年 神奈川県に生まれる。
1913年 東京高等工業学校(現東京工業大学)にて板谷波山から教えを受ける。大学の2年先輩の河井寛次郎と出会う。同校を卒業後、共に京都市立陶芸試験場にて主に釉薬の研究を行う。
この時期に柳宗悦、富本憲吉、バーナード・リーチと出会います。そして河井寛次郎を含むこの5名が主軸となって民芸運動を推進していきます。
1920年 イギリスに帰国するバーナード・リーチに同行し共同でセント・アイヴスに築窯する。
1924年 帰国後しばらくは沖縄・壷屋窯などで学び、1930年からは栃木県益子町で作陶を開始する。
1955年 民芸陶器で重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定される。
1968年 文化勲章を受章。
民芸は大正時代末に柳宗悦によって提唱された概念です。陶磁器、染織、木工、金工、漆芸など「民衆的な工芸品」を広く指します。日用品の素朴な美しさ「用の美」を紹介する民芸運動として知られます。
濱田庄司は近現代の日本を代表する陶芸家の一人であり、ほとんど手轆轤のみを使用するシンプルな造形と、釉薬の流描による大胆な模様を得意としました。
「京都で道を見つけ、英国で始まり、沖縄で学び、益子で育った」と自ら記しています。
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