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2023.03.26

◇ 作家紹介 ◇ 海野清

 

海野清(うんのきよし)

 

 

1884年 東京都に生まれる。
1911年 東京美術学校金工科を卒業する。

1932年 東京美術学校教授に就任する。
1949年 東京芸術大学教授に就任する。
1955年 「彫金」の重要無形文化財保持者に認定される。

 

 

海野清は東京都に生まれ、父は水戸金工の名工といわれた彫金家で帝室技芸員でもあった海野勝珉である。東京美術学校金工科を卒業後、父・海野勝珉および加納夏雄に師事し、鏨(たがね)を深く鋭く使う水戸彫彫金特有の彫技を継承しました。

 

初めは正倉院宝物にみられるペルシアや唐の影響を受けた天平期の工芸を理想としたが、東京美術学校の教授に任ぜられた直後、金工技術研究のため在外研究員としてフランスに留学してからは、西洋美術や古代エジプト芸術に感化され、日本の伝統技術と西欧の立体的な造形美題材を巧みに融合したものを創作し、当時の工芸界に新風をもたらしました。

 

海野清は古典的な伝統的彫金技術をベースに、その技法を大胆に発展させた構図や近代的なデザイン、さらにヨーロッパ留学の成果をとりいれた表現で独自の作風を確立し、高く評価されています。

 

 

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