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2023.06.28
◇ 作家紹介 ◇ 中川清司
中川清司(なかがわきよつぐ)
1942年 京都府に生まれる。
1961年 父である桶指物師・中川亀一に師事する。
1974年 木工芸家・竹内碧外に師事する。
2001年 「木工芸」の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定される。
中川清司は京都府で生まれます。父の桶指物師・中川亀一は若い時に京都の老舗桶屋「たる源」で修行し、「中川木工芸」を立ち上げ、京都随一といわれる老舗にまで成長させました。清司は三重県立松坂工業高等学校を卒業後、父に師事し、家業の桶などを制作。父の元で10年間修業を積み独立します。
木の正目を合わせる「柾合わせ」といわれる技法を考案し、指物の高度な技術を用いて小さな木片を数百から時には千以上つなげ幾何学的で美しい文様を描く木画の技法を使った美しい作品や、高品質な日常品も手掛けています。
それに加え日本工芸展へ出品するために神代杉という土の中に埋もれていた樹齢1000年~2000年クラスの木を使い、独自の風合いと色合いを呈して材料を生かす作品を完成させ、高く評価されています。
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