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2023.06.28

◇ 作家紹介 ◇ 村山明

 

村山明(むらやまあきら)

 

 

1944年 兵庫県に生まれる。

1966年 京都市立美術大学を卒業、黒田辰秋に師事する。

2003年 「木工芸」の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定される。

 

 

村山明は兵庫県尼崎市に生まれます。若い頃から油絵に興味を持っており、洋画家志望のため京都市立美術大学に進むも大学では彫刻を専攻しました。木工芸家・黒田辰秋の長男が同大にいたことが縁で、大学卒業とともに黒田辰秋に師事します。黒田辰秋からは無作為の美の考えを受け継ぎ、その後、京都府宇治市に工房を構えます。

 

作品には主に強度があり木目が美しく出る欅(ケヤキ)を使い、彫刻刀やノミで木を刳り貫いて作る「刳物(くりもの)」という技法を使い、仕上げには木地に漆を刷り込む「拭漆(ふきうるし)」という技法を用い、艶やかな木肌と美しい木目模様が特徴的です。
木の美しさが失われることなく長期間使ってもらえるような作品は、簡素な造形美の中に優しい温もりが満ちているといわれます。

 

その魅力ある佇まいは海外でも評価が高く、イギリスのビクトリア&アルバート王立工芸博物館などに作品が収蔵されています。

 

 

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